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ソーダライト

ソーダライト

 ソーダライトは古くから魔除けの力を秘めていると考えられていた石で、魔除けのために使われていたと伝えられています。紀元前から知られていた青い宝石の1つです。粉砕されて顔料にも使われていたとされ、その粉で魔除けのための化粧に使ったり、護符紋を描かれていたこともあります。石の名前は、ナトリウム成分(Na)が多く含まれていることから、ナトリウム(Soda=ソーダ)を多く含む石(lithos)という意味で名付けられています。 ソーダライトはラピスラズリを構成するブルーの鉱物の1つでもあります。ソーダライトとラピスラズリは似ていて間違われやすいです。その違いはソーダライトの方が黒っぽいブルーで、ラピスラズリは明るめのブルーで表面にはパイライトが点在しています。古代エジプトでは僧侶たちが悪霊を祓ったり、邪悪なものから身を守るためにソーダライトを崇拝し、守護石として使っていた言われています。恐怖心や心の混乱を鎮め、強い意思を持つことができるようになると伝えられています。人生に迷いがなくなり、誘惑に打ち克ち、やり抜く力をもたらし、目標を達成することができる力があると言われています。眼の病気治療に用いられたり、新陳代謝を促すことができ解毒作用があると伝えられています。